密かにアツイぞ!豊橋が生んだ漫画家たち

豊橋出身の漫画家_TASUKI

(記事提供:TASUKI

みなさん、「だもんで豊橋が好きって言っとるじゃん!」という漫画をご存知ですか?
三河弁全開で描かれたこの漫画の作家さんは、豊橋生まれ豊橋育ち!

今回は、豊橋出身で活躍される漫画家さんをクローズアップしてみました。
え、この漫画も?豊橋けっこうアツイじゃん!!と思うこと間違いなし!
意外と知られていない、漫画目線の豊橋を独断と偏見でご紹介します。

豊橋出身の漫画家

佐野妙(さのたえ)

豊橋出身・在住

2006年、芳文社『まんがタイムファミリー』にて「あなたとふたり」がゲストとして掲載され、4コマ漫画家としてデビュー。
その後、同誌にて「Smileすいーつ」が2007年6月号より2010年5月号まで連載。
さらに同年竹書房『まんがライフMOMO』にて「森田さんは無口」の連載を開始し、この作品はテレビ埼玉およびKBS京都にて、2011年7月よりアニメ化された。
現在、「まんがライフ」「まんがライフオリジナル」「まんがタウン」など数々の漫画誌にて連載を持つ。

Twitter/@sttae
instagram/@otemototae

― 代表作 ―

「だもんで豊橋が好きって言っとるじゃん!」
豊橋に転校してきた高校生を主人公に、東三河のあるあるを濃い三河弁で紹介しているご当地コメディコミック。
「だもんで豊橋が好きって言っとるじゃん」を読んだ方からは、豊橋に行ってみたくなった、豊橋出身の先輩を思いだした、ローカル感がたまらないなど、豊橋に親近感を抱いたという声が多数!
豊橋在住の読者も「知らないことがまだあったのか」という程、ディープな豊橋が詰まっています。
現在、豊鉄バスに佐野さんのイラストが大きく描かれていますよ!
見かけた人はラッキー!!
現在2巻まで発行されており、3巻目となる新刊は2021年7月27日発売予定!
市内在住の方も、豊橋のことを知らない方にも一度読んでもらいたいコミックです!

澤井啓夫 (さわいよしお)

豊橋市出身。

『赤マルジャンプ』2000年WINTERにおいて、読み切り漫画『山中臭活劇』でデビュー。その後、『週刊少年ジャンプ』2001年12号から「ボボボーボ・ボーボボ」を2007年31号まで約6年半連載。
この作品はハドソンより7度もテレビゲーム化し、2003年11月よりテレビ朝日系列でテレビアニメ化されるなど多数のメディアに展開されたヒット作となった。

― 代表作 ―

「ボボボーボ・ボーボボ」

この印象的なタイトルにアフロヘアの主人公!みなさん一度は見かけたり聞いたりしたことのある漫画ではないでしょうか?
「ボボボーボ・ボーボボ」は週刊少年ジャンプで連載されたギャグコミックで、今も尚、読者を増やし続けている作品です。
2021年1月時点で単行本の累計発行部数は700万部を突破しています!
金髪にアフロヘアとサングラス。超インパクトのある主人公が、毛の自由と平和を守るために戦うというストーリー。
箸が転んでもおかしい年頃に戻って、大人がガハガハ笑えるコミック本。
最近笑ってないな〜という方はぜひ、「ボボボーボ・ボーボボ」を。

ボボボーボ・ボーボボ公式Twitter/ @bo_bobo_info
ボボボーボ・ボーボボ公式サイト/ https://www.toei-anim.co.jp/tv/bo-bobo/
少年ジャンプ第一話無料 https://shonenjumpplus.com/episode/10833519556325021865

西 修(にしおさむ)

豊橋市出身。
2011年に『少年K』が漫画賞を受賞し、「ジャンプSQ.19 Autumn」(集英社)にて掲載デビュー。その後、『ホテル ヘルへイム』を2014年-2015年まで「ジャンプSQ」(集英社)で連載。
週刊少年チャンピオンでは『魔入りました! 入間くん』が初連載。
2017年14号から連載を開始し、現在では大人気を博す長編ファンタジーとなっている。
(参照:https://www.akitashoten.co.jp/works/irumakun/))

Twitter/@osamun24

― 代表作 ―

「魔入りました! 入間くん」
NHK Eテレにて毎週土曜日17時35分〜第2シリーズとなるアニメが放送中。

ひょんなことから魔界の大悪魔の孫となり、悪魔学校に通うことになった主人公。人間であることを隠して学園の生活を送りながら、次々に起こるトラブルを持ち前の優しさで乗り越えていくというストーリー。
〇〇ウォッチ、〇〇の刃……など人間界外の世界を描く漫画が人気の今、悪魔界×学園という切り口の新しいファンタジーで、子どもから大人まで人気の高い漫画です。
アニメ放送も第2シーズンに入り、これからさらに長編作品となっていきそうです!

蒲郡もキテます!!

今、旬の漫画といえば、蒲郡出身の漫画家大橋裕之さん原作の「ゾッキ」!!
竹中直人さん×山田孝之さん×齊藤工さんという豪華監督陣が、蒲郡をロケ地に映画化。
今年4月に公開されました。蒲郡市民はもちろん、東三河をワーっと盛り上げてくれた作品ですね!

大橋裕之(おおはしひろゆき)

蒲郡市出身。
2005年から自費出版で活動を開始し、ミニコミやフリーマガジンなどに執筆。
また、 CMやCDジャケットのイラストなども数多く手がけています。
2016年からは俳優活動を開始。映画「あなたを待っています」で映画初主演を果たしました。著名人にも数多くの根強いファンを持ち、2020年3月から蒲郡市民観光大使に就任しています。

Twitter/@osirioisosiru
Instagram/@ohasi_hiroyuki
公式Blog http://blog.livedoor.jp/ohashihiroyuki/archives/2021-06.html

― 代表作 ―

「ゾッキA」「ゾッキB」
2021年4月2日公開の映画「ゾッキ」の原作となるのが「ゾッキA」・「ゾッキB」。
続編となる「ゾッキC」も刊行されています。

祖父が告白した秘密の数々に腰を抜かす女、あてもなくママチャリで南を目指す男、成り行きでついた嘘がきっかけで友人に誤解をさせてしまった少年、消息不明の父と幼い頃に体験した奇妙な出来事を思い出す青年、日々なんとなくアルバイトをする少年は海の向こうの国で起きた事件を知り……寄せ集められた小さな話の数々が、やがてまさかの感動フィナーレへ!?
ヒューマンコメディ、体験映画でもない、全く新しいジャンルの世界観を作り出した、映画「ゾッキ」。現在、東三河では上映終了していますが、今後DVD化も待ち遠しいですね!
ゾッキの世界観を楽しみつつ、蒲郡の風景にも注目です。

終わりに

豊橋出身の漫画家さん、さらに話題のゾッキについて紹介してきましたが、懐かしいものから、まだ見たことない作品まで、みなさん様々だったのではないでしょうか。
そして、こんなにたくさんの漫画家さんが豊橋出身だったとは!正直驚きです!
豊橋には、まだまだアーティスティックでクリエイティブな可能性がたくさん眠っているかもしれませんね!!
今後も活躍が楽しみな漫画家さんばかりなので、みんなで応援していきましょう!