東三河の農業を知る!レストランバス モニターツアーレポート!
レストランバスとは「そこにしかない日本を食べよう!」をコンセプトに開発された、1階にキッチンを備えるオープントップの 2階建てバスです。(開発:WILLER株式会社)
2019年 2月に東海地区初上陸として東三河にやってきました。
最高のタイミングで東三河の美しい風景や生産者との出会いに感動し、最高のタイミングで東三河の美味しさを知ることができるバス。
しかし、新型コロナウィルス感染拡大に伴い、運行が停止されていました。
そんなレストランバスの復活に向け、モニターツアーが行われました。
モニターに選ばれたラッキーな emCAMPUS スタッフが体験して参りましたので、当日の様子をレポートします。
モニターツアー出発!
集合場所はホテルアークリッシュ豊橋。天気は快晴。青い空に、真っ赤なバスが良く映えます。
今回の目的地は豊橋市のお隣の田原市。農業産出額、全国第2位※の農業王国です。(※2021年)
東三河では見慣れない、大きな赤いバス。なんと高さは 3.8mもあるのだそう。
座席に座ってみると、いつも見ている豊橋の景色が、いつもと違って見えてきます。
普段下から見上げている信号や道路標識が、突如自分の真横に現れ驚かされます!
まず最初に訪れたのはベビーリーフ農園。こちらは渥美半島の畜産と農業のために様々なチャレンジされている、株式会社 安田商店の農園の一つです。
代表取締役の安田さんから簡単にベビーリーフについて紹介していただいた後、一人ひとりにハサミとカゴが手渡され、3種類のベビーリーフの収穫を体験させていただきました。
収穫したてのベビーリーフをそのまま食べてみると…
美味しい!!ドレッシングも何もかけていないのにしっかりと味を感じます!
菜の花畑の横を走り抜け、次の目的地、道の駅 あかばねロコステーションへ。ここでは電照菊の色付け体験をさせていただきます。
まずは見本の5色の菊を見て、自分の好きな色を選びます。筆者はピンクと紫を選択。
用意された作業机に向かうと、そこにはネットを被った真っ白な菊が!
あまりにも綺麗な純白なので、なんだか染めるのがもったいないな…と思いつつも、自分の選んだ色水の中に差し込みます。
染まるのには時間がかかるということで、一旦バスに戻ります。
待ちに待ったお昼ごはんの時間。本来はバスの1階で調理された料理をそのままいただけるのですが、今回は新型コロナウイルス感染予防のため、残念ながらお弁当でいただきます。
メニューの紹介をするために現れたのはホテルアークリッシュ豊橋の今里総料理長ご本人。
促されるままに蓋を開けてびっくり。こんなに豪華なお弁当は初めて見ました!
レストランのフルコースで一皿一皿出てくるような立派なお料理が、お弁当箱の一升一升に綺麗に詰め込まれています。
窓の外の太平洋やヤシの木を眺めながら、目と舌両方で素敵な料理を楽しみました。
お腹がいっぱいになったところで、次の目的地、渥美半島とまとランドへ。陽気なお兄さん、小川さんが運営しているミニトマト農園です。
ここではトマトクイズに挑戦しながら、ミニトマト狩りを体験させていただきました。
先ほどお昼ごはんで満腹になり、もうこれ以上何も食べられない…と思っていたのですが…
美味しすぎる!味が濃くて、まるでデザートです!!
ミニトマトは下の方になっているため、かがみながらという苦しい態勢で収穫するのにも関わらず、バクバクと食べてしまいました。
ワンパック分のお土産もいただけるということで、この美味しいトマトを家の食卓でもぜひ食べたい!と、パンパンになるまでパックに詰め込みました。
バスに戻り、最後の目的地、emCAMPUS EAST の屋上農園に向かいます。
屋上農園に到着したのは丁度日が沈んだころ。あと少しで綺麗な夕焼けが見えたのに!残念!
先ほどお弁当に出てきたものと同じ種類の野菜たちを眺め、なんだかほっこりした気持ちになりました。農園はどこも癒されますね。
帰りに、色付けした菊を受け取り解散です。
早速家に帰って花瓶に移しました。見本よりも優しい色合いで、とっても綺麗に染まりました!
ツアーを終えて
今回はまん延防止等重点措置が適用中のモニターツアーということで、レストランバスなのにバスの1階で調理ができないなど、通常と異なる状況ばかりでした。
それでも、実際に野菜を育てている農園に行き、熱意ある農家さんたちに出会い、直接お話を聞くことで、東三河の美味しさの秘密を知れたように感じます。
新型コロナウイルスが収束し、レストランバスが本来のようにフル稼働できる日が一日でも早く訪れることを祈っています。その際は、ぜひ皆さんも、そこにしかない東三河に出会いにいらしてください!
※今回訪れたベビーリーフ農園、電照菊、ミニトマト農園については、また後日、詳細をレポートさせていただきます!