まちなかアイデアソン~豊橋のまちなかの課題に向き合うアイデアをつくろう~

2024年7月20日、「まちなかアイデアソン~豊橋のまちなかの課題に向き合うアイデアをつくろう~」が開催されました。
昨年に引き続き、2回目の開催です。愛知大学の学生さんも多く参加してくださいました!

イベントレポート

10:00、「アイデアソンとは?」から始まりました。
今日1日で目指すゴールを全員で確認します。

その後、愛知大学 地域政策学部 の駒木先生より、豊橋のまちなかの変遷や、まちの見方についてお話をいただきました。
地形を捉え、都市計画によりどんなまちがつくられてきたのか、当時の写真を見比べながら学んでいきます。

続いて、公益社団法人 東三河地域研究センターの髙橋様より、データからみる豊橋のまちなかについてお話をいただきました。
中心市街地の店舗の変化やまちなかに対する人々の思いについてのアンケート結果など、イメージで捉えているまちの様子と、数の変化で明らかになるまちの様子は、同じ点もあれば違う点もあります。

また、昨年のまちなかアイデアソン参加者で、メタバースやDAO(分散型自律組織)を活用した地域経済の活性化の取り組みを続けている合同会社 Drive BEAST の岡田さんからも、事例紹介としてご自身の事業内容を紹介いただきました。

次に、個人ワークとして、自分が感じるまちなかの課題と、取り組んでみたいアイデアについて発表しました。
豊橋に長く暮らしている方もいれば、豊橋ではない地域にお住まいの方もいらっしゃいます。
通学しているキャンパスが豊橋に立地している、まちなかで仕事をしているなどなど、その人とまちとの関係性は十人十色です。

今回は、「賑わいを創り出すまち」「地産地消をまちなかで実践しよう」「交通需要の減少」「空き家/空き店舗を活用するには?」の 4つのテーマでチームが編成されました。
ここから15:00まで 3時間弱、フィールドワークも交えながらアイデアを練り上げていきます!
どのチームも、おおまかな方向性を決めるとすぐにまちなかへ出ていきました。

午後も活発な議論が続き、発表に向けての準備も佳境に入っていきます。
朝、話題提供をいただいた岡田さんには、グループワークのメンタリングもおこなっていただきました。

地産地消を身近に感じられる料理教室やマルシェの開催とSNS の活用、路面電車沿線の歩道の広さを活用した滞在型屋台の営業、まちなかの空き家・空き店舗のフレキシブル・シェアリング、オンライン空間とリアル空間を組み合わせて手筒花火で若者や家族連れを呼び込もうといったアイデアが発表されました。

審査員の方々からは、アイデアの詳細についての深掘りや、着目した課題・目の付け所などについて、質問やコメントをいただきました。どのチームも短時間でしっかり練られたすばらしい発表でした。
最優秀賞に選出されたチームには emCAMPUS FOOD やアークリッシュ豊橋などで利用可能なギフト商品券が贈られました。

短時間でのアイデア出しから、フィールドワーク、資料作成、最終発表と盛りだくさんの一日でした。
ご参加いただいた皆さま、本当にお疲れさまでした!

emCAMPUS STUDIOでは、秋に毎年恒例「まち歩きワークショップ」を開催しています。
こちらも多くの皆さまのご参加をお待ちしております!

★昨年までのまち歩きワークショップの様子はこちら