Farmers Collection vol.15 開催(2024年11月2日)

2024年11月2日(土)、農民藝術創造倶楽部に所属する「農園そもそも」鈴木さん、「ホクシン」彦坂さん、「marimoさんの店」平尾さんをお招きし、生産者の声を直接聞きながら食事を楽しむ「Farmers Collection vol.15」を開催しました。

身土不二について

marimoさんの店の平尾さんから冒頭の挨拶で「身土不二(しんどふじ)」という言葉を教えていただきました。皆さん、「身土不二」という言葉をご存知でしょうか。
仏教用語では「身と土、ふたつにあらず」という言葉で、人間の体と人間が暮らす土地は一体で、切っても切れない関係にあるという意味があります。
現在では食の思想として「その土地のものを食べ、生活するのがよい」という意味で使われているそうです。

生産者がつくる料理

地産地消を大事にしている平尾さんが栽培されているのが、肉厚でシャキシャキっとした歯触りのレタス、ハンサムグリーン。
皆さんには生ハムサラダで提供し、サラダにかけたドレッシングは平尾さんのオリジナルレシピ。
イベントに参加した皆さんがご自宅でも作れるような簡単レシピを教えていただきました。
平尾さんは豊橋で無人野菜販売所や、レンタルスペースでCaféを営業されています。是非、調べてみてください。

ホクシンの彦坂さんからはとうもろこしスープの素を使ったコーンクリームコロッケを作っていただきました。「働く人が少しでもご飯を作る際の負担が減るように」と加工品を考える彦坂さん。料理長の髙木がアレンジし、スープの素が使われているとは思えないクリーミーなコロッケを作っていただきました。

メイン料理では料理長の髙木が、三州豚を低温調理し、付合せには生産者の食材を活かした料理を提供しました。

デザートには、農園そもそもの鈴木さんにさつまいものモンブランを作っていただきました。
さつまいもは栄養豊富ですが、全国平均では年間1人あたり、2~3本の消費量だそうです。
実は初めてさつまいもクリームを絞るという鈴木さん。緊張されながらもきれいなモンブランを作っていただきました。

今回のイベントでは、「ハンサムグリーン」「とうもろこし」「さつまいも」を栽培する3名の生産者にご出演いただきました。
地元で採れた生産物はエムキャンパスマーケットでも取り扱いがございますので、ぜひ、お立ち寄りください。

【参加者の声】

  • 全部美味しかったです!特にコロッケ最高でしたー!!!!みなさんのキャラクターも良かったです。
  • 初めてきましたが、いろいろなことを知り、料理も美味しく大満足です。レシピもさっそく作ってみたいと思います。ありがとうございます。
  • ランチでしたが、とてもボリュームがあり満足でした。保存方法なども教えていただけてためになりました。調理を生産者さんが行われるので、家庭でもできそう?!な感じがしてよかったです。途中で質問を入れてくださったのもよかったですね。