まちなかアイデアソン~豊橋のまちなかの課題に向き合うアイデアをつくろう~
2025年11月8日、「まちなかアイデアソン~豊橋のまちなかの課題に向き合うアイデアをつくろう~」が開催されました。昨年・一昨年に引き続き、3回目の開催。今年も、愛知大学の学生さんも多く参加してくださいました!
イベントレポート
10:00、「アイデアソンとは?」の説明からスタート。
まずは今日1日で目指すゴールを全員で共有しました。

続いて、愛知大学地域政策学部・駒木先生より、豊橋のまちなかの変遷や、“まちを見る視点” についてレクチャーをいただきました。地形の成り立ちや都市計画の歩みなど、当時の地図や写真を比較しながら、まちなかの姿を立体的に捉えていきます。

さらに、公益社団法人東三河地域研究センターの髙橋様からは「データから見る豊橋のまちなか」についてお話をいただきました。中心市街地の店舗の推移や、人々のまちへの思いがわかるアンケート結果など、“イメージ”と“データ” の両面からまちの姿を考える時間となりました。

また、株式会社豊橋まちなか活性化センター・豊橋まちなか未来会議の石川様より、組織の取り組みや、豊橋まちなか未来ビジョンをご紹介いただきました。

ここからは、参加者の皆さんによる事前ワーク「自分が感じるまちなかの課題」の共有です。
豊橋で暮らす人、通学する人、働く人、遠方から参加した人… まちとの関係性は本当にさまざま。だからこそ、多様な視点が交わる場になりました。


そして、ここから15:00までの約3時間は、フィールドワークをまじえたアイデアづくりの時間!
午前中にお話いただいた石川様にも、グループのメンターとして伴走していただきました。


最終発表では、話題提供をいただいた3名の皆さまに審査員としてご参加いただき、3チームのアイデアに対してコメントや質問を寄せていただきました。



発表されたのは、
- PLAT〜emCAMPUS一帯を“公園化”するアイデア
- まちなかの空き物件を活かす企画
- 若手アーティストがもっと出展しやすくなる仕組み
の3案。
審査員の皆さまからは、課題の捉え方や着眼点、実現の可能性など、深い視点からのコメントが寄せられました。短時間とは思えない、非常に完成度の高い発表ばかりでした。
最優秀賞チームには、emCAMPUS FOODやホテルアークリッシュ豊橋などで使えるギフト商品券に加え、豊橋まちなか活性化センター・豊橋まちなか未来会議様から副賞も贈呈されました。

表彰後は、審査員の皆さまから全体講評をいただきました。
最後に、「マイアクション」として、アイデア実現のために明日からできることを書き出して共有。イベントは無事終了しました!


短時間でのアイデア創出、フィールドワーク、資料作成、そして発表まで… とても濃密な一日でした。ご参加いただいた皆さま、本当にお疲れさまでした!

前日にはスピンオフ企画も開催!
今回は前日のスピンオフ企画として、南栄町協議会を訪問。
南栄のグルメを楽しみながら、代表 副理事の白井 紀充様に南栄のまちづくりについて伺いました。

どのお店も本当に絶品!ここでしか味わえない特別な時間でした。
夜のまち歩きも実施し、南栄エリアの魅力を五感で感じるひとときに。



南栄町協議会の皆さま、あたたかいおもてなしをありがとうございました!
まちづくりに興味を持った方へ
emCAMPUS STUDIOでは、秋に毎年恒例の「まち歩きワークショップ」を開催しています。さらに今年は「豊橋市街まるごとDXハッカソン」も開催予定。まちなかやまちづくりに関心のある方は、ぜひチェックしてみてください!
また、emCAMPUS 2F・3Fの「まちなか図書館」には、まちづくり・都市計画・豊橋の歴史などに関する書籍が多数そろっています。気軽に手に取れる入門書から専門書まで幅広く揃っていますので、ぜひご活用ください。