『高校生から学ぶ防災食』ワークショップ emCAMPUS FOODにて開催!

8月18日(木)、emCAMPUS FOODレストランスペースにて、『特定非営利活動法人Kids&Mama NPOねこのて』主催、県立時習館高校『時習ゆりのき会』の協力の元、小学生を対象とした防災食ワークショップが開催されました。

いつ、どんなタイミングで発生するか分からない「自然災害」や「防災」について、親子で楽しみながら学べる内容となっており、ワークショップには10組の親子が参加されました。

ワークショップは、災害時の炊飯や調理に適した包装袋『ハイゼックス』を使用した防災食づくり体験と、高校生から楽しく防災の知識を学ぶクイズの2部構成で進められました。

『特定非営利活動法人Kids&Mama NPOねこのて』とは
県立時習館高校『時習ゆりのき会』とは

防災食づくり体験の様子

一部の防災食づくり体験では、『時習ゆりのき会』の高校生から、スクリーンを使ってハイゼックス包装食についての説明がありました。
ハイゼックスとは、高密度ポリエチレンの一種で、耐衝撃性や耐熱安定性に優れています。災害時に利用する場合、ハイゼックスには、「なべが汚れない」「はしや食器がなくても食べられる」「みんな同じ量を配る事ができる」などのメリットがあります。

説明後は、高校生よりハイゼックスを利用したカレーの作り方が披露されました。

次に、emCAMPUS FOODの髙木シェフにより、ハイゼックスを使って作るアレンジメニューが紹介されました。
髙木シェフからは、「災害時でも料理をすることで心が豊かになる。料理をするんだという気持ちが大切」と語られました。

その後は、小学生が実際にemCAMPUS FOODのキッチンに立ち、“リンゴとサツマイモ”のデザートを作りました。

防災に関するクイズの様子

ハイゼックスを使った料理が茹で上がるまでの間、高校生から防災に関するクイズが出題されました。
大人も子どもも、皆真剣なまなざしで耳を傾けて参加されていたのが印象的でした。
クイズの答えを考えることで、待ち時間も皆さん楽しく学びながら過ごされていました。

クイズの後は、出来上がったカレーと、髙木シェフが考案したアレンジメニューの試食会が行われました。
筆者も試食させていただきましたが、とても防災食とは思えないほど美味しかったです。

被災時は、不安やストレスが大きく、食欲もなくなってしまいます。だからこそ、災害時は心の支えとなる、おいしく温かい食事を取りたいですね。

参加者の声

・ハイゼックスのスィーツ大変美味しかったです。主人もパクパク喜んで食べておりました。砂糖、バター、リンゴの量加減もちょうど良くて!
姉の方は、アク抜きせずでしたが、まったく違いが分かりませんでした。手間も減りますし、貴重な水も使わずに済むので、良いなぁと思いました。

・デザートは、うちに帰ってすぐにお皿に開けたのですが、姉兄弟3人でペロリと食べてしまいました。とっても美味しかったそうです。