レゴ®シリアスプレイ®ワークショップ体験会を開催しました!

emCAMPUS STUDIOでは、地域の社会人が会社や組織の枠を越えて学びあう、気軽に越境学習できる研修やワークショップを多数開催しています。
2025年5月22日(木)19:00より、emCAMPUS STUDIO内のサロンスペース卓球台にて「これでいい? から これでいこう!~たてた目標を振り返る〜」というテーマでレゴ®シリアスプレイ®ワークショップ体験会が開催されました。本ワークショップは、昨年12月に開催したレゴ®シリアスプレイ®ワークショップが反響を呼び、関心を寄せていただいた企業・団体の方の声から実現しました。当日は自治体、地元大学、NPO法人、起業家・・・多様な参加者6名が集まりました。
レゴ®シリアスプレイ®とは
レゴ®シリアスプレイ®は、自分自身との対話と内省を促しながら、想像力や問題解決能力を養うことができる、ワークショップで使用するための体験型プロセスです。ビジネスの現場を中心に、自己理解、組織開発、チームビルディングなどに活用されています。emCAMPUS STUDIOでもテーマや目的を変えながら頻繁にレゴ®シリアスプレイ®を使ったワークショップ※を開催しています。また、STUDIO運営のビジョンや方針も、レゴ®シリアスプレイ®を使って作り込まれたものだったりします。
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ワークショップのようす
ワークショップは、参加者がレゴの使い方に慣れる「スキルビルディング」からスタート。自分と目の前にあるレゴに集中してウォーミングアップ的にいろいろな作品を組みます。作品づくりと会話を楽しみながら「今日のこの場はじっくり自分のことを話してもいい場所」であることを体感します。レゴ®を触りながら、普段はうまく整理しにくい感情や思考に、新たな視点や発見が生まれる時間をつくっていきます。


参加者の皆さんの今年立てた目標を伺うと、目標に向かって行動する中で出てきた課題や悩みを抱えていることが見えてきました。ワークショップでは、まず今年立てた目標をレゴ®で表現してから、その目標を実現に近づけるために、ブロックを追加したり、色を変えたり、場合によっては取り外したりと、作品をアップデートしていきます。
参加者の皆さんは、自身の作品を見つめながら深く思考し、時間をかけて丁寧に言語化や意味付けをするプロセスを体験。他の参加者からのフィードバックを受けつつ、楽しみながら新たな気づきを得る、充実した時間となりました。


特に印象的だったのは「沈黙」の時間です。ファシリテーターは、参加者が問いに対してじっと考え込む「沈黙」の時間を大切にし、安易に言葉をかけず、参加者自身の言葉が紡ぎ出されるのを待ちます。この沈黙が、深い自己思考、自己理解につながっていきます。
最後に、参加者は自身の作品に仕上げのブロックを追加し、目標達成に向けてどう行動すれば良いかを具体的に考察しました。短時間ながらも、レゴ®シリアスプレイ®の持つ力を存分に感じられる体験会となりました。
emCAMPUS STUDIOでは、今回のようなワークショップのほか、異業種交流型の研修・まなびプログラムを1年を通じて開催しています。ご興味のある方、企業や団体で人材育成や組織開発のミッションをお持ちの方はぜひお問合せください。
ファシリテーターの紹介

河口 哲也(かわぐち てつや)
Rf 代表 TEDxHamamatsu オーガナイザー
TEDxHamamtsuを2015年から開催する傍らで、浜松市内のFUSEや、豊橋市の emCAMPUS STUDIO の立ち上げなどに携わる。組織やチームのコミュニケーションのあり方を問い直しつつ、コミュニティや、場づくりのサポートを行っている。
2021年よりレゴ®シリアスプレイ®メソッド トレーニング修了認定ファシリテーターとしても活動中。