アイデアをカタチに! ~伴走支援型アイデア創造ワークショップDay1を開催しました~

emCAMPUS STUDIOでは、2月から3月にかけて、起業や創業、新規事業の立ち上げなどを目指す方向けのワークショップ『伴走支援型アイデア創造ワークショップ』を開催しています。今回は、2025年2月27日に開催されたDay1のレポートをお届けします。

イベントレポート

この日、初めて顔を合わせる受講者の皆さん。所属や立場はさまざまですが、それぞれ形にしたいアイデアをお持ちです。まずは、お互いを知るためのアイスブレイクから始まりました。自己紹介を兼ねてリラックスした雰囲気の中、会話が弾みました。

続いて、今回のワークショップのねらいと全体の流れを確認しました。「良いアイデアとは何か?」「どうすれば生み出せるのか?」といったテーマについて、講師の㈱エンゲージメントフォーカス 藤田さんのファシリテーションのもと、全員で考えを深めました。

次に、自分のこれまでのキャリアや大切にしている価値観、強みについて振り返るペアワークを実施しました。普段なかなか言語化する機会のない自分自身の考えを整理することで、新たな気づきを得る場面もありました。

午前の最後には、社会の変化に目を向けるワークを行いました。「暮らし」「教育」「エネルギー」「ヘルスケア」など7つのテーマについて、事前に調べた内容をもとに、グループで意見を出し合いました。多様な視点が交わり、活発な議論が展開されました。

午後は、午前中にまとめたアイデアを、グループをまたいで共有しました。他のグループの視点を知ることで、新たな発見やインスピレーションを得ることができました。

次のステップでは、自分自身の想いや強みと、社会のニーズが交わるポイントを探りました。この作業が、Day1の大きな山場です。難しさを感じる場面もありましたが、受講者の皆さん同士や講師・スタッフとの対話を重ねることで、少しずつ整理されていきました。

午後の後半では、自分が取り組むべき「課題」を抱える人物像を明確にしていきました。「その人はどんな場面で困っているのか?」を考え、仮説を立てていくプロセスです。実際のインタビューを通じて深めることが重要ですが、まずは具体的なイメージを持つことが大切です。ディスカッションを重ねながら、解像度を高めていきました。

最後に、来月開催されるDay2に向けた説明が行われました。Day2までの約1か月間、受講者の皆さんは想定顧客へのインタビューやビジネスアイデアの市場分析に取り組みます。正解のない事業創造の世界では、試行錯誤がつきものですが、その過程を楽しむことが何より大切です。この期間には講師やスタッフによるメンタリングの機会も用意されています。

Day2のレポートもお届けする予定です。次回の展開を、どうぞお楽しみに!