東三河の特産品を使った商品アイデアソンが行われました!

2023年7月2日(日)に東三河県庁が主催する「東三河の特産品を使った商品アイデアソン」がemCAMPUS FOODにて行われました。
東三河の特産品を使った商品開発をしたい5組の事業者さんと、特産品を使った商品開発に興味のある一般参加の方でチームを編制し共に商品のアイデアを考えました。

商品アイデアソン

アイデアソンとは

アイデア(idea)とマラソン(marathon)を掛け合わせた造語です。特定のテーマについてグループ単位でアイデアを出し合い、その結果を競うイベントです。
多様性を持った多くのメンバーでディスカッションを行うことで、それまでになかった全く新しいアイデアや、特定の課題の解決方法を見つけブレイクスルーを起こすことを目的に行うものです。

東三河の特産品を使った商品アイデアソン

「東三河の食の魅力を発信したい!」「東三河の産業を盛り上げたい!」そんな想いを地元事業者さんとカタチにできるイベントです。
このアイデアソンでは、東三河の農林水産物を活用した新商品を企画し商品化を目指します。

イベントの様子

まず参加事業者さんから全体に向けて挨拶・現状の課題・チャレンジしたい事の共有を頂き、
その後グループ毎にアイデアの検討及び発表準備に移りました。
あるチームは事業者さんの店舗に訪れたり、現在の商品をチームメンバーに食べてもらいながらアイデアを出していったりと、既存のアイデアの枠にとらわれず、各チーム自由にアイデアを練り上げていました。
イベント中、emCAMPUS FOODの会場では、東三河の特産品を使ったお菓子が設置され、昼食には三州豚を使った生姜焼き弁当が振舞われました。
三州豚はホテルアークリッシュ豊橋の余剰分のパンを利用した「エコフィード」を食べて育った豚肉で、甘みがあって美味しいことはもちろん、商品開発のアイデアを考えている参加者にとっていい刺激になっていたのではないでしょうか。

最終発表

各チーム、発表ギリギリまで資料の作りこみや発表の練習をし、限られた準備時間の中で、少しでも魅力的な発表にしたいという想いが伝わってきました。

商品アイデアソン

発表チーム(事業者名)

  1. yummy fish! next standard (有限会社 まんてん.)
  2. ビールでエール (TOYS BREWERY)
  3. 渥美から宇宙の若者が食べるTsukemonoプロジェクト (キムラ漬物株式会社)
  4. 安心してください東三河食材入ってます (ティラミスと焼き菓子の店 Petirra)
  5. どうする?ぱんやさん (手作りの店 ぱんやさん)

発表時間5分という限られた時間の中で、事業者さんの課題、参加者さんの原体験等から着想したユニークなアイデアと想いを発表頂きました。
また、今回は豊橋市から吉本興業所属の住みます芸人、ASANAのお二人に参加いただきました。発表にネタを織り交ぜていただくなど、バラエティーに富んだ発表もあり、各チーム工夫を凝らし、アイデアを紹介いただきました。

今回のアイデアソンの審査員として3名の方にご参加いただきました。(順不同)
・ホテルアークリッシュ豊橋総料理長 今里 武 氏
・豊橋商工信用組合 理事長 中村 勝彦 氏
・ワンライフコミュニケーション㈱ ゼネラルマネージャー 岩下 加奈 氏

審査員の皆様より、各アイデアの審査はもちろん、良かった点や改善点等のアドバイスも頂きました。

商品アイデアソン

最後に

初めて知り合うメンバーと共に、限られた時間の中でアイデアを練り上げ発表までもっていくアイデアソン。各チームとも地元の事業者さんと共にグッとくる新商品の開発に真剣に取り組んでいました。
昨年もこのアイデアソンから3つの商品が産まれ、実際に販売されました。今回産まれたアイデアも、アイデアとして留めるのではなく、実際の商品として皆様に届けられることを楽しみにしています。

今回はアイデアを競うアイデアソンを開催しましたが、東三河地域の事業者さんを対象に「商品企画・開発」「市場調査」「販売プロモーション」までを支援する商品開発プロジェクトの参加事業者を募集しています。(申込締切:2023年7月13日(木))

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東三河の特産品を使った魅力的な商品がたくさん開発され、地域の盛り上がりに繋がればいいですね。
気になる事業者の方は是非、事業にお申込みください。