STUDIO CONNECT ~プロジェクト会員最終報告会&STUDIO忘年会~
emCAMPUS STUDIOで始まる伴走支援 “プロジェクト会員”
「STUDIO CONNECT」は、東三河でチャレンジする人の交流と共創の機会です。共に挑戦の地図をひろげるための出会いやきっかけを提供します。
今回は、忘年会とプロジェクト会員の最終報告会を組み合わせた企画として開催しました。
プロジェクト会員とは、emCAMPUS STUDIO で開催するアイデアソンやハッカソンなどのプログラムに参加し、その後も継続して起業・創業等に向けた活動を続けていきたい方向けの制度です。emCAMPUS STUDIOでは、プロジェクト会員の方に対して、定期的な壁打ち / 相談による、アイデアや思考の整理・資料作成の支援、キックオフイベント、クロージングイベントへの登壇による仲間集め・事例紹介の機会提供といった支援をしていきます。
今回のイベントでは、9月からの3ヶ月間、プロジェクト会員として活動をした皆さまが登壇し、得られた成果や手応え、課題感を発表し、参加者との意見交換を行いました。
管理栄養士×職で心と身体を健康に!
『ローカーボカフェ向日葵』を経営される崎下奈央さんは、管理栄養士と飲食店経営の実績を活かし、食を通じた健康づくりの事業化に挑戦しています。
7月に emCAMPUS STUDIO で開催された「ハッカソン ~食と農の新しい価値を創造しよう~」に参加し、低糖質の野菜スイーツをテーマとし、野菜嫌いな子どもでも喜んで楽しめる野菜スイーツのアイデアを考案しました。また、「東三河FOOD DAYS」、「東三河フードクリエイターアワード」にもエントリーし、ファイナリストとして自身の取り組みを発表しています。
プロジェクト期間中は、「崎下さん自身がやりたいこと・崎下さんだからこそできることは何か?」ということについて、スタッフと一緒に洗い出しをおこないました。
結果として、管理栄養士としてのスキルを活かした相談窓口を設けたり、子どもたちへ食育の講座を提供したりできるのではないかということがわかってきました。
崎下さんが経営する『ローカーボカフェ向日葵』の情報は、インスタグラムからもチェックしてみてください!
●『ローカーボカフェ向日葵』インスタグラム
https://www.instagram.com/cafe__himawari/profilecard/?igsh=MXcxNnR3amJubWxnNw
●『ローカーボカフェ向日葵』通販サイト
https://locabocafe.thebase.in/
お米と野菜を使って“ホンモノのえがお”を
『えがおのたね』桑原共代さんは、三河地域をお米の消費量No. 1にすることを目指し、イベントの企画と、お米を使ったスイーツやパンの発送便構築に挑戦しています。
お米は近年、消費量が減少傾向にあり、生産者も後継者不足が課題となっています。そうした背景に対し、お米を原材料とした商品をひとりでも多くの方の手に取っていただけるような仕組みづくりに挑戦するため、数年前からお米を使ったシフォンやパンを製造・販売されています。
プロジェクト期間中は、そうした商品の販売にとどまらず、お米や米粉の可能性をもっと広めていきたいという想いをかたちにするような企画をつくりました。お米や米粉などを見て、聞いて、体感できる「コメ・米・フェスタ」を、お米の収穫時期に合わせた来年秋にサーラプラザ豊川にて開催する予定です。
また、スイーツやパンを全国へ届けることができるよう、冷凍・冷蔵での発送便の構築にもチャレンジしました。
桑原さんが経営する『えがおのたね』の情報は、インスタグラムからもチェックしてみてください!
●『えがおのたね』インスタグラム
https://www.instagram.com/komeko_no_chiffon.egao_no_tane/
負動産と挑戦者を繋ぎ豊川市を活性化
ta5naka たなかさんは、7月にemCAMPUS STUDIOで開催された 「まちなかアイデアソン~豊橋の課題に向き合うアイデアをつくろう~」に参加され、空き店舗や空き地をシェアして使用できる『フレキシブルシェアリング』のアイデアを考案されました。
今回のプロジェクトでは、人と場をDAOでマッチングさせることで、一人ひとりの居場所(3rdプレイス)づくりに挑戦しています。
最近注目を集めるDAOは“自律分散型組織”を指し、フラットで持続可能なコミュニティづくりに利点があります。
そんなDAOは地方創生にも親和性が高いとされており、たなかさんはご自身のふるさとである豊川市で豊川市の良さを発信し、豊川市で活躍する人の姿を楽しくシェアしあう『とよかわdadeつながるDAO』を構想しています。
プロジェクト期間中は、Cleanup&Coffee Club@豊橋 をはじめとするさまざまなイベントに参加し、コミュニティ運営や企画のリサーチを重ねました。その結果、『とよかわdadeつながるDAO』の第一歩として、極狭空地に看板を設置し、看板に掲載する情報を通じて、地域のとっておきをシェアし合うプロジェクト『みるかん』を考案しました。
たなかさんの活動は note でも発信されています!ぜひチェックしてみてください。
https://note.com/ta5naka/
学生が挑戦できる場所『学生のミカタ』
静岡県立農林環境専門職大学の佐々木汰一さんは、学生が実践的な学びを得ながら社会に価値を提供するようなモデルの構築に挑戦しています。地元の農業高校を卒業した後、静岡県立農林環境専門職大学に進学し、現在は2年生です。佐々木さんは、7月にemCAMPUS STUDIOで開催された「ハッカソン ~食と農の新しい価値を創造しよう~」に参加されました。
今回のプロジェクトでは、学生と生産者の双方へヒアリングを実施し、得られた声をもとに、“意欲のある学生が農業を通して活動できる場所をつくりたい”という想いを持つようになりました。
そこで、生産者の抱える課題解決と、学生への情報共有をおこなうべく、両者を交えたイベント『半農半Xアイデアソン』を企画しています。
佐々木さんのイベント情報は、学生のミカタの instagram やemCAMPUS STUDIO の Facebook でも発信していく予定です。
今後もぜひチェックしてくださいね!
『東三河マルシェカレンダー』作りました!
小田農園の小田智弘さんは、東三河の各地で開催されるマルシェの情報や見どころを発信するSNS『東三河マルシェカレンダー』作りに挑戦しています。
小田さんは、7月にemCAMPUS STUDIO で開催された 「まちなかアイデアソン~豊橋の課題に向き合うアイデアをつくろう~」に参加され、愛知大学の学生さんなどチームメンバーと一緒に、地産地消をまちなかで実践するアイデアを考案しました。
『東三河マルシェカレンダー』のインスタグラム開設までの道のりでは、そもそもどんなSNSが良いのか?、どんなコンセプトを持たせるのか?、どんな使い方をしてもらいたいのか?、スタッフだけでなく、emCAMPUS STUDIOのコワーキングスペース会員でもある合同会社Z2A の大野さん、村上さんや、前期のプロジェクト会員のひとりで合同会社Drive BEAST Founder&CEOの岡田さんとディスカッションを重ねました。
●『東三河マルシェカレンダー』はこちらから!
挑戦の道は始まったばかり!
プロジェクト会員としての活動はこれで一旦の節目を迎えましたが、参加した皆さまは emCAMPUS STUDIO や東三河を舞台に活動を続けていきます。
気になる方はぜひ、emCAMPUS STUDIO やそれぞれの会社ホームページ、SNSアカウントなどから連絡を取ってみてください。
各プロジェクト会員の方々の取り組みの詳細は、今後、デジタルemCAMPUS の記事として、それぞれまとめて掲載します。ぜひ、あわせてご覧ください。
今後もemCAMPUS STUDIO では、チャレンジされる方々を応援していきます!
何か一緒に活動したい方、応援したい方、ご自身でも起業&新規事業に挑もうとされている方はぜひ、ご注目ください。