STUDIO CONNECT 「東三河の大学・大学生がまちを熱くする!~挑戦のエコシステムを語る夜~」

What is STUDIO CONNECT?

「STUDIO CONNECT」とは、東三河でチャレンジする人の交流と共創の機会です。共に挑戦の地図をひろげるための出会いやきっかけを提供します。
今回は東三河の大学・大学生をテーマにして開催されました。豊橋市内には豊橋技術科学大学、愛知大学、豊橋創造大学、3つの大学があります。この3つの大学の大学生や若手研究者が今、豊橋のまちを賑わせています。

それぞれの大学に関わって活動している方々をゲストに招いて、新たな出会いと挑戦に挑んだ理由や背景について話し合いました。 また、瀬戸内出身でもある起業家 Lirem代表 籔内龍介さんより、スタートアップエコシステムの形成で注目される岡山県の事例紹介も行い、これから東三河はどんな風に盛り上がっていくのか。豊橋・東三河から挑戦する学生がどんどん現れる未来に向けて、徹底的に語り合いました。

豊橋技術科学大学 サステイナブル・キャンパス・地域共創講座

豊橋技術科学大学 グローバルネットワーク推進センター 特定専門員 蒲原弘継さんからはご自身のキャリアとサステイナブル・キャンパス・地域共創講座の取り組みについての紹介が行われました。

蒲原さんは大分工業高等専門学校から豊橋技術科学大学に進学し、博士号を取得した後、現在の職につきました。
豊橋技術科学大学の強みである留学生とのキャンパスライフに加えて、多様な経験や 文化的背景、性別、国籍、能力をもつ学生が、共に学び合い、学生の創意、発意に基づく学生活動の支援により、活力に富んだ充実した学生生活をおくれるキャンパスの構築を目指し、様々な活動をしていることが話されました。
SDGsを学ぶ・交流型スポーツ「SDGsモルック」やとよはしインターナショナルフェスティバルへの参画など、emCAMPUS でも開催されたイベントに関わっていたという縁があります。

また、「サステイナブル・キャンパス・地域」をテーマに学生達が学科や国籍に関わりなく連携し、日頃の学習成果をアウトプットし、主体的に活動できる場を提供しようと、Lirem籔内龍介さんや豊橋技術科学大学客員教授、人間中心設計推進機構理事長 篠原稔和さんと共に、共創をテーマにしたワークショップの開催事例を紹介しました。

こうした取り組みに関わった学生の取り組みとして、カーボンニュートラル研究会による”移動のすきま”を埋めるモビリティ開発、スタートアップサークル Take offによるサウナを通じた健康・Well-being × アントレ活動の場創出などがあります。こうした取り組みは外部のコンテストやプログラム等で賞を獲得し、実証実験にもつながりました。

スタートアップサークル Take off

続いて登壇したのは、蒲原さんからも紹介された、スタートアップサークル Take offにて代表を務める、豊橋技術科学大学大学院2年 畠中蒼太さんです。畠中さんからはサークルの取り組みについて紹介されました。

サークルでは、サウナ事業やハッカソン・ワークショップの開催、株式会社Liremによる火-Okoshiアワードとの連携、地域創生事業の4つを展開しています。著名人を招いたイベントを開催したり、ビジネスアイデアの創出を目指すようなイベントを開催したりするなど、起業に興味のある学生が集まり、活動していることが紹介されました。

サウナ事業はサステイナブル・キャンパス・地域共創講座がきっかけとなった事業です。豊橋技術科学大学のキャンパス内には食堂・図書館・サカキパークといった学生たちが気軽に訪れる福利施設があります。しかし、現状それが学生たちの息抜きの場になっていないという声もあるそうです。そうした問題意識から、テントサウナの実証実験を行い、ビジネス化させようという取り組みが生まれました。

最後にサークルへの勧誘も含めて、参加することのメリットが紹介されました。例えば、新規事業を創る方法が学べたり、人脈が広がったり、やりたいこと・将来の夢が見つかったり、就職活動に有利になったりするということがアピールされました。 何か新しいことにチャレンジしたい方を大歓迎。人生を通じて、自分軸を見つけた人/見つけられていない人がいると思います。軸がある人はその道で共にチャレンジしましょう。ない人はまず軸探しから始め、自分の在りたい姿に向かって頑張っていきましょう!と畠中さんから熱いメッセージが送られました。

愛知大学の様々な地域連携事業

続いて登壇したのは愛知大学4年 髙原綾音さんです。髙原さんからは自身が取り組んできたことが紹介されました。
高原さんは道の駅とよはし連携事業、とよかわブランド推進プロジェクト、産学官連携 アップルパイ商品開発など、様々な活動に取り組んできました。今回は、そうした経験から得られた学びを発表しました。

愛知大学では地域連携事業として、地域社会との連携をより活発にするべく、「地域連携・貢献、校友」を取り組むべき分野として掲げ活動を行っています。
道の駅とよはし連携事業では、道の駅とよはしと愛知大学の学生による東三河の食材を使った商品開発に取り組みました。マーケティングやPRの手法について専門家からのレクチャーを受け、企画・開発に取り組んだ経験が語られました。イオンモール豊川 × 豊穣屋 × 愛知大学 学生 によるとよかわブランドPRプロジェクト、TORINGO × 愛知県東三河県庁 × 愛知大学 によるアップルパイメニュー商品開発など、地域のステークホルダーが連携し、用意した様々な機会に果敢に飛び込み、多くの学びと経験をしてきたことが話されました。

瀬戸内/岡山のスタートアップエコシステム紹介

最後に登壇したのはLirem 籔内龍介さんとemCAMPUS STUDIO 石川拓さん。スタートアップエコシステムが盛り上がりを見せている瀬戸内、岡山の事例を紹介しました。岡山では瀬戸内エリアを対象とした瀬戸内VC、「おかやま・スタートアップ支援拠点運営委員会」が運営を行うももたろうスタートアップカフェ、岡山大学の起業部、ちゅうぎんキャピタルパートナーズなど、様々なステークホルダーがエコシステムを構成しています。

登壇した2人は岡山に視察に行き、様々な施設やキーパーソンにヒアリングをした内容をもとに、得られた発見や学びを紹介しました。  2人は共通して、起業家の先輩が後輩を助けるという関係性の一つ一つが大きなエコシステムにつながっていることが印象的だったと話しました。アトツギや学生起業家、東三河でも似たようなことをしている人はいます。起業家の先輩が後輩を助けるという関係性を大切にしていくことでエコシステムは形成されるだろう、と話しました。

会場参加者を巻き込み盛り上がるトークセッション!

会場参加者を交えたトークセッションでは、合同会社Z2Aを設立したばかりの村上さんやスタートアップウィークエンド豊橋に参加した豊橋創造大学で教員を務める新井さんからの質問・意見があり、東三河の大学・大学生の挑戦をどのように支援するか?という面でディスカッションが盛り上がりました。また、起業直後の税金/納税のことや売上の立て方などについての質問もあり、起業した当事者の悩みやトラブル解決の仕方に、会場参加者も興味を持って耳を傾けました。

そして「火-Okoshiアワード」へ

最後に、様々なイベントの紹介があったほか、Lirem 籔内龍介さんから火-Okoshiアワードの紹介が行われました。火-Okoshiアワードは火を起こす、人を起こすというコンセプトです。やる気や情熱、本当に大切にしたい思いといった「火」を起こすことを目指しています。モチベーショングラフ、価値観ワークなどの自己分析や起業家の先輩との壁打ちによって「火」を起こすものです。東三河を学生の挑戦が応援される地域にしていこうとLiremが開催を続けてきました。

過去、参加した学生のなかには、Web3.0×教育で法人設立した方や、大学生向けの情報ツールを開発して、地元企業さんと連携した学生、地元企業にインターン生として参加し、SNSマーケティングを担当した学生、新商品開発を地元企業とコラボで実施した学生、大手メガベンチャーで海外インターンに参画した学生などがいます。それぞれが自分の「火」を起こしたことで、大きな挑戦に踏み出しています。

ネットワーキング & 交流タイム

ネットワーキング & 交流タイムでは天狗缶詰さんが開発中のうずらの卵を使った試作品がおつまみとして提供されました。アイデアソンやハッカソン、新商品開発プロジェクトなどに関わったことのある参加者を中心に、試食を楽しみ、意見交換をしながら交流が行われました。参加者は思い思いに交流を楽しみ、解散となりました。 STUDIO CONNECTは様々なテーマで今後も開催していく方針です。交流と共創、新たな挑戦に向けた出会いやつながりを求める皆さまをお待ちしています。

火-Okoshiアワード
http://hiokoshi.jp/  【WEBサイトは今年度版に更新予定!】

天狗缶詰
https://www.tgc-tengu.co.jp