Armadas主催 ドローン国家資格制度・産業活用セミナー開催

2023年6月13日(火)emCAMPUS STUDIOにて、アルマダス/ Armadas主催でドローン国家資格制度・産業活用セミナーが開催されました。

測量、点検、農業など様々な分野で活用が進むドローン。
2022年12月5日より、国家資格である、無人航空機の操縦者技能証明制度(操縦ライセンス制度)が開始されました。
大きく変わる環境の変化と、ドローンビジネスについて考えます。

ドローン国家資格制度について

前半では、JULC日本無人航空機免許センター 皆川正昭氏が登壇し、ドローンの免許制度の背景や新たに導入された制度の紹介、免許制度の詳細について説明し、免許取得までの流れを紹介しました。
JULC日本無人航空機免許センターは、ドローンの操縦免許制度を背景に、ドローン操縦教育事業を展開するために設立されました。多様性・複雑化が進むドローン業務において、免許制度において求められている基礎としての知識や操縦技術だけでなく、現場で活躍するための高い操縦技術や業務別の運用知識や現場感が求められています。
JULC日本無人航空機免許センターでは、そうしたニーズに応える講習機関を目指しています。

ドローンの産業利用について

後半では、アルマダス/ Armadas 吉田泰行氏から、ドローンの産業利用について事例紹介を行いました。
映像作品の制作、農業利用、災害時の調査など幅広い実績を有する吉田氏からは、ドローンの産業利用における可能性と展望について、話題提供が行われました。測量、点検分野やレーザー測量と森林調査、農業分野、防災分野などにおけるドローンの活用について、事例をもとに話題提供を行っていたため、参加した方々は興味深そうに耳を傾けていました。

主催者&登壇者紹介

主催者 アルマダス/ Armadas

代表取締役の吉田泰行氏は、航空自衛隊にて兵器管制官として勤務。自衛隊在職中に3.11の災害派遣を経験しドローンの有用性を痛感。自衛隊退職後、アルマダス/ Armadasを設立。
防災、測量、点検、撮影、環境調査、警備など幅広い分野でドローン事業を展開している。
またドローン操縦士の育成にも力を入れており、豊川市を始めとして10を超える官公庁で100名を超えるパイロットを養成している。
アルマダス/ Armadas

登壇者 JULC日本無人航空機免許センター

日本で実際に無人航空機を運用する操縦者を教官に集め、最高品質の無人航空機(ドローン)講習やトレーニングを提供する。個人・企業の両方を対象に、安全飛行を目的とした実地訓練と効率的な運用方法の習得を重視している。
特別講師として登壇した皆川正昭氏は、ドローン世界シェアNo.1を誇る DJIの日本法人にて、エンタープライズセールスマネージャーとして産業用ドローンの活用促進に従事。プロダクトマーケティングマネージャーとしてもコンシューマー機の普及にも携わった。
JULC日本無人航空機免許センター