味噌を作る第29回こども料理塾開催

10月14日(月)は女神のほほえみ麹専門店 発酵麹食UCHI.の加藤先生をお招きし、麴について学びながら味噌を作る第27回、こども料理塾を開催しました。

麹(糀)とは一体どんなもの?

穀物(米、麦、大豆など)に麹菌を生やしたものです。
この菌は国菌(こくきん)といって、日本を代表する日本人の宝といっても過言ではありません。
麹は古くから発酵食品をつくる時に欠かせないものです。
身の回りでは、日本酒、みりん、醤油、お酢、味噌など馴染みのあるものが麹から出来ています。
こうじの漢字は「麹」と「糀」があります。
「麹」は中国から伝わった漢字で米、麦、大豆などの穀物全般でつくられるものを指します。
一方「糀」は日本で作られた漢字で、米にお花が咲いているように見えることから作られました。
この字は米からつくられたものに限られるそうです。違いを聞くと理解が深まりますね。

味噌を作る

塾生の皆さんは先生から手順を聞きながら、温かい大豆を袋に入れ、しっかりつぶしていきます。
大豆をつぶすのは一苦労。手や瓶を使ってよくつぶしていきます。
大豆がつぶれたら麹をいれ、よく混ぜます。
大豆が固い場合は煮汁やミネラルウォーターで耳たぶの固さまで柔らかくしあと、寝かせます。
完成は1年後!出来上がるのがたのしみですね。

【参加者の声】

  • 一年後にみそをつかってお料理するのが、楽しみです。(10代以下女性)
  • ふだんよく摂取するおみそを学びながら子供が自分でつくることのできるとても貴重な経験でした!!(30代女性)
  • 一年後楽しみにしています。味噌づくりが体を使ってするものだというのを体験できてとてもよかったです。うまくつぶせて、とても喜んでいました。味噌が栄養たっぷりだということを学んだようです。(60代女性)