東三河フードクリエイター  豊橋百儂人 農園そもそも代表 鈴木直樹氏

東三河で持続可能な世界に向けて社会課題に取り組む食・食文化の創造者(東三河フードクリエイター)を見つけ、日本や世界に発信していく東三河フードクリエイター配信。
今回は、「挑戦する儂人の集まり」豊橋百儂人の代表の鈴木直樹さん(農園そもそも)にお話を伺いました。

Q. 豊橋百儂人とは、どのような団体でしょうか?

豊橋百儂人は、東三河にて異なる生産物を育てる14名の生産者(「儂人」)で構成する団体です。「真」の農業経営者となるべく切磋琢磨する生産者を「豊橋百儂人」と認定し、これら活動の主旨に賛同してくださる応援者(サポーター)の皆さまと共に、生産者、消費者が一体となった活動を目指しています。

豊橋百儂人は、年齢や場所で制限するのではなく、一作物一人の枠組みで構成している団体だからこそそれぞれの儂人が専門性を持ち、異なるバックグラウンドのメンバーと作物を超えた磨きあえる環境があります。これは、東三河自体が多品種の生産物が育てられる地域的な特徴だからこそ成しえるものだと感じています。
生産者が中心となって運営をしているので、販売のためだけではなく、生産者同士や消費者(サポーター)への知識や情報の共有や、時にはイベント等を一緒に行うことで農業に対する考え方を醸成していく点が特徴です。
イベントは親子料理教室や食農についての講座、収穫体験など、内容盛りだくさんのイベント「百儂人まつり」などを開催しております。

Q.サツマイモ農家として挑戦していることは何ですか?

世の中にモノやサービスであふれる中で、私は人に具体的に喜ばれることをしたいとの想いで生産者となり農業を営んでいます。
だからこそ、今はサツマイモと一言で言っても、品種をたくさん作るようにしています。人の好みも多様化している中で、サツマイモにも流行りがあり、流通が少なくなった品種を小売店で見つけたお客さんがとても喜んでくれる姿を見た時に、自分自身とても嬉しかったことを覚えています。本来ビジネスで見ると、多品種を作ることはコストもかかるので悪手とされがちですが、具体的に喜んでいる人のニーズに答えられるのであれば、これからも様々なサツマイモに挑戦していきたいと思っています。

Q. 豊橋百儂人の今後の展望を教えてください!

現在、豊橋市の生産者のほかにも、豊川市や田原市の生産者も参加しております。
今後は、蒲郡市や奥三河などもっと多くの方が隔てなく参加できるようにしたいです。
そのために、豊橋百儂人の名前にある「豊橋」を外すのも良いかもしれません。
あとは品目がどこまであるか分かりませんが、100品目で文字通り百儂人集めてみたいです。

Q. 今後の東三河の食や農に対して、どのような未来を期待していますか?

東三河は、東三河で一体として見られがちですが、周辺を見ると名古屋や浜松、三重など様々な地域と隣接しています。東三河には豊かな土地や多彩な生産物がある強みを活かして、将来的にはそれらの地域に住む方々を巻き込んで新しい商圏や新しい人の流れを作っていきたいです。
そのためにも、東三河にくる理由になる魅力を自分たちも当事者として作っていきたいです。

トピック「実は私は…こんな人!」

今回は豊橋百儂人の代表、鈴木直樹さんにお話を伺いました。
お話を伺う中で、すごく謙虚な方という印象で、インタビュー時も取り組みの詳細など、丁寧に答えていただきました。
また謙虚な姿勢とは裏腹に、東三河の農業を盛り上げたいという熱い気持ちを持っている方で、東三河に食べに来てもらえるためにはと日々考え、努力していらっしゃいます。

▶豊橋百儂人 公式ホームページ