「毎日をちょっと楽しくする小さな八百屋さん」一期家一笑

インタビュー者:一期家一笑 杉浦 大西洋氏

東三河で持続可能な世界に向けて社会課題に取り組む食・食文化の創造者(東三河フードクリエイター)を見つけ、日本や世界に発信していく東三河フードクリエイター配信。 今回は「毎日をちょっと楽しくする小さな八百屋さん」一期家一笑 杉浦 大西洋さんにお話を伺いました。

Q. 一期家一笑はどんな取り組みをしていますか?

豊橋市の下地町で八百屋を営んでいます。農業が盛んなこの東三河という地域で、旬の食材を仕入れて販売しています。
何でも揃うコンビニや、品ぞろえが豊富なスーパーとの差別化を図るために、旬な生産物をお弁当やパン、スイーツやスムージーなどに調理加工し提供することで、他にはない付加価値を生み出すことを考えながら取り組んでいます。

Q.八百屋さんなのに料理も提供するって少し新鮮ですが、始めたきっかけは何だったんですか?

「自分ならではの八百屋さんってなんだろう?」と考えた時に、元々イタリア料理店でコックをやっていたこともあり、その経験を活かしたいと思い料理の提供も一緒に始めました。

Q.一期家一笑さんの強みってどんなところだと思いますか?

やはり、畑が近いため農家さんとすぐ会えるというところです。新鮮な食材が手に入りやすいことはもちろんですが、他にも店内に飲食スペースやオープンキッチンがあるので、農家の方をお招きして講座を開いたり、オープンキッチンに立っていただくなど、イベントを実施しやすいところも強みだと思います。

Q. 一期家一笑さんの事業を一言で表すと?

「毎日をちょっと楽しく」です。
日常のちょっとした変化が社会にインパクトを与えていると思います。毎日食べる野菜だからこそ、見落としている価値を伝え続けることで、お客様や生産者さんの毎日をちょっと楽しくできたらと思い、取り組んでいます。

Q. これまでぶち当たった困難や苦悩はありますか?

「都会なら流行るけど田舎では難しいね」とたまに言われます。自身の料理人の経験を活かし、地元の八百屋さんに負けない加工という切り口で加工品を提供しています。
また、自身のこだわりで終わらせるのではなく、お店の存続のために従業員へ自身の思いを伝え続けることも意識しています。

Q.杉浦さんが思う東三河の食や農業の今後について教えてください

食や農業といったら東三河だよねという外から来たくなるような街を目指し、それが次第に市民の誇りになってほしいと願っています。そのお手伝いを何かしらの形でできればと思っています。

インタビューを通して

今回は一期家一笑の杉浦さんにお話を伺いました。
小さな八百屋から始まった一期家一笑さん。野菜をただ売るのではなく、そこにどう付加価値をつけて街の発展に貢献するか、そんなことを常日頃考えられている杉浦さんは、今や豊橋の農業や飲食には欠かせない人だと思います。
お店のコンセプトでもある「毎日をちょっと楽しく」、これは杉浦さんの人柄そのもので、エンターテインメント感満載のお店からも杉浦さんからも目が離せません。