「100年時代の美しさへ」株式会社 Waphyto

インタビュー者:森田敦子様

東三河で持続可能な世界に向けて社会課題に取り組む食・食文化の創造者(東三河フードクリエイター)を見つけ、日本や世界に発信していく東三河フードクリエイター配信。
今回は国際的女性誌「ELLE(エル)」が発表した「世界を変える女性100人」の一人に選ばれた、株式会社Waphyto 代表の森田敦子さんにお話を伺いました。

現在取り組まれている内容を教えてください。

植物療法とバイオテクノロジーの研究成果を生かした新ブランド「Waphyto」を2020年9月に立ち上げました。東三河の農家が無農薬で育てた桑、菊、ゴツコラ、スギナ、ヨモギの和製ハーブを原料に、スキンケアなど幅広い商品を提供しています。

Waphyto を作ったきっかけは何ですか?

大学受験を機に東京へ上京しましたが、生活習慣の悪化により呼吸困難を経験しました。健康とは何か?と改めて考えた際に、植物の持つ力に夢中になり、ヨーロッパへ薬草学の勉強に行きました。
パリでフィトテラピーを学び、婦人科で研修しながら植物療法に携わるうちに、「食欲・睡眠欲・性欲の3つを整えなければ、健康な体を保つことはできない」と考えるようになりました。その3つの欲を整えるために何ができるか?と考えたことがきっかけです。

これまでの困難を教えてください。

今でこそ「アロマテラピー」や「フィトテラピー」、「オーガニック」や「フェムケア」という言葉も馴染みが出てきましたが、これを提唱し始めた当時は、日本では全く受け入れてもらえなかったことです。まだ日本に定着していないものを作り上げるというものは本当に苦しいものでした。
Waphyto を海外で展開する上で、なぜ東三河の原料にこだわっているのか、海外の方に理解してもらうことは課題ばかりでしたが、ELLEにも選出していただき、やっと認めていただけたように感じます。

今後の展望を教えてください!

豊橋に拠点を置きながら海外のシェア率を増やしていきたいと考えています。
Waphytoはただの化粧品ブランドではなく、「和(日本)の植物は人々の健康を通じて幸せにする」というコンセプトのもと展開しています。Waphytoという商品を通じて世界の方々に知っていただくことで、東三河の魅力に触れてもらい、世界中からここ、東三河に訪れる人が増えれば嬉しいです。

東三河の食・農の今後についてどう思いますか?

この地域は素晴らしい植物や生産物がたくさんありますし、それを耕している農家さんが多数いらっしゃいます。ただ、その良さは内側でとどまっており、伝えることの難しさ、また周りの目線を気にして封建的になっていることがもどかしいです。東三河ってすごいよね、と自分達の行いを誇れるように海外からのメディアを呼び込み、市民のみなさんが胸を張れるようなお手伝いができればと考えています。

インタビューを通して

今回は国際的女性誌「ELLE(エル)」が発表した「世界を変える女性100人」の一人に選ばれた株式会社 Waphyto 代表の森田敦子さんにお話を伺いました。
ご自身の辛い経験から、自分に何ができるのか考え、それを実行し、事業を世界に広げている森田さんのお言葉や表情はとても強く、キラキラと輝いていました。
世の中の様々な問題に立ち向かい、Waphyto というブランドを通じて課題解決に挑戦し続ける森田さんの姿は現代の女性にとって参考になるところばかりです。
今後も森田さんの活躍から目が離せません。