【11/20開催】農場開放イベント『オープンファーム』で東三河の農業に触れる

東三河発祥の農業イベントがあります。
農場開放デーとうたわれた『オープンファーム』です。

オープンファームとは、消費者と生産者がつながり信頼関係を築いていくことを目的としたイベントです。

《 マルシェ 》が、生産者が消費者の集まる場所に直売しに行くのに対し、《 オープンファーム 》は、消費者が農場まで買いに(体験や話を聞きに)行くイベントです。

そこでは、生産者側が様々な企画をします。
採れたての生産物の直売、収穫体験、オススメ料理の紹介、育て方の講習など。地元の飲食店とコラボし特別メニューを用意する生産者もいます。

イベントにたくさんの農家が参加し、この日だけはあちらこちらの農場に遊びに行けるということで、開催のたびに来場者も増えています。

オープンファーム公式Webサイトはこちら

2022年11月20日(日)開催予定!

オープンファームが11月20日(日)に開催されます。

オープンファームはリピーターも多く、1回の開催で複数の農場をはしごされる方も数多くいらっしゃいます。近場でまわることができるので、いろいろな農業を知り、直売や体験ができます。今回の開催は、豊橋市を中心として、田原市、豊川市など東三河地域の生産者ばかりです。近場で何件かツアーを組んでみてはいかがでしょう。

イベント全体の盛り上がりは来場者の数からも伺えます。
季節によって作物が変わり、参加する生産者も変化していくのは農業の魅力の1つです。

1回目2020.11開催10 生産者 参加来場者  800人
2回目2021.11開催11 生産者 参加来場者 1400人
3回目2022.06開催25 生産者 参加来場者 2800人
4回目2022.11 開催予定22 生産者 参加(9月末現在)

前回までの様子

各農場で実施されるイベント内容は生産者さん自身が決めています。
直売でしょ?収穫体験でしょ?と思いきや、結構皆さん工夫を凝らしています。

過去にあった、オープンファームならではのエピソードを少しご紹介します。

●ミニトマト農家 → 収穫体験、赤い服を着てきたらオマケあり!
60名くらいの来場者があったそうですが、なんと皆さん赤い服ばかり。来る人みんなが赤い服だったせいで、近所の方からは何の集団だ?と不審がられるほど。とはいえ、ハウスの中は大盛り上がり。普通に収穫する以上に一体感がでて、楽しんだそうです。

●トウモロコシ農家 → 休耕地のゴミ拾いを手伝ってくれたら、規格外野菜プレゼント!
休耕地を片付け、トウモロコシやニンジンを栽培されている方が、ゴミ拾いを企画しました。当日は30名ほどの参加者があり、みんなで畑に不法投棄されたゴミを片付けました。参加した人にこんなことを言われたそうです。「畑が荒れ地になると、ゴミを捨てられるようになる。近所だったので参加したが、町が汚くなるのが嫌だった。普段からゴミの片づけを手伝わせて欲しい」

他にもオープンファームだから知ることができること、体験はいっぱいあります。まずは参加する生産者をチェックしてみましょう。

過去開催の様子(動画)

オープンファーム実行委員長の伴さんより

農業界の内側から生まれたこのイベントは、生産者と消費者がフランクに接する場です。
生産者は自分が育て出荷した農産物が、どのようにお客様の元に届き、どう評価されたかを知る機会がほとんどありません。しかし今後もものづくりを続けていく上で、消費者の声を知ることは大事なことだと考えています。そして生産者の一番の励みになることだと思います。
だからこそオープンファームでは、消費者の声を直で届けていただきたいです。
「美味しい」「不味い」「こっちの方がいい」「こういうものが欲しい」「こういう作り方はできないか」など感じたことを伝え、ぜひ生産者の皆さんとコミュニケーションをとっていただきたいです。

ぜひ気になる農場がある方は2、3件のツアーを組んで、巡ってみてはいかがでしょうか?

主催オープンファーム実行委員会
開催日2022年11月20日(日) ※雨天決行
開催時間10:00〜16:00
場所各農場 ※公式Webサイトをご覧ください
公式Webサイトhttps://openfarm.jp
参加費無料 ※一部有料イベントあり
後援豊橋市
お問い合わせ公式LINE : https://lin.ee/7hQGs9f
メール  : info@openfarm.jp