グロービス クリティカル・シンキング入門セミナーを開催しました!

emCAMPUS STUDIO では、地域の社会人が越境学習して学び合う研修やワークショップを多数開催しています。
この度、2025年7月22日(火)にグロービス経営大学院とemCAMPUS STUDIOの共催による「クリティカル・シンキング入門セミナー ~アウトプットの質を高める、実践的思考アプローチ~」が開催されました。emCAMPUS STUDIOに東三河地域で活動する起業家や、様々な職種の企業・団体の方 計13名が集まり、グロービスのMBAプログラムで培われた実践的な思考アプローチのエッセンスを凝縮した問題解決やコミュニケーションのスキルを体感的に学びました。


クリティカル・シンキングとは?
グロービスでは、クリティカル・シンキングについて「経験や直感だけに頼らず、客観的な視点で分析し、問題を解決する力。客観的な視点で考えた内容を周囲の人に納得感のあるかたちで伝える力。」と定義しています。
具体的には、単に論理的に考えるだけでなく、自身の経験や直感、既存の前提に囚われず、常に「本当にそうなのか?」と問い続け、客観的な視点で物事を分析し、問題の本質を見極めて解決策を導き出す力を指します。
重要なのは、「クリティカル・マインド(批判的精神)」という要素が含まれる点です。これは、自分の考えや他者の意見、提供された情報が本当に正しいのか、偏りがないかなどを常に疑い、多角的に検証する姿勢を意味します。このマインドを持つことで、より納得感のある結論を導き出し、それを周囲に効果的に伝えることができるようになります。
emCAMPUS STUDIOを運営するサーラグループでも、学びたい社員が自ら手を挙げて、数か月間クリティカル・シンキングを学ぶプログラムに参加して思考力を鍛えています。


イベントレポート
参加者は2時間のセミナーのなかで「①イシューを押さえる」「②枠組みを考える」「③分解する」というクリティカル・シンキングの基本姿勢を学びました。
グロービス経営大学院の三井敬二氏の軽妙で分かりやすい講義とファシリテーションを通じて、受講者はセミナー開始からディスカッションに前のめりになり、グロービス名古屋校の講義さながらの活気のなか学びを深めていきました。
講義の締めくくりでは、三井氏から仕事の8~9割は「問題解決」と「コミュニケーション」であること。また、AI時代にあっても「問う・決める・形にする」スキルは人間に求められ続けること。そして、それらのスキルのベースとなるのが「自らの頭で考え抜く力」であり、クリティカル・シンキングが今後ますます時代に求められる能力になってきていると説明がありました。

セミナー終了後には、グロービス経営大学院や、3カ月の単科コースで学べるクリティカル・シンキングの紹介と、具体的な学習方法について説明がありました。
emCAMPUS STUDIOでは、今後も新たな価値創出に取り組む皆様の学びとチャレンジを支援する様々なプログラムを提供していきます。企業や事業創造に挑戦したい方、会社で新規事業に取り組んでいる方に向けたイベントやワークショップを企画・開催してまいります。最新情報は、emCAMPUS公式ホームページのイベント情報や、STUDIOのFacebookからご確認いただけます
プレゼンター
グロービス経営大学院 名古屋校
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