『東三河マルシェカレンダー』作りました! ~プロジェクト会員活動レポート⑥~

愛知県蒲郡市でみかんづくりをされている、小田農園の小田 智弘さん。東三河の各地で週末などに開催されている様々なマルシェの情報を発信する『東三河マルシェカレンダー』を作成されました。
今回は、emCAMPUS STUDIOを拠点に活動された3ヶ月間のレポートをお届けします!
プロジェクトキックオフ
小田さんは、7月にemCAMPUS STUDIOで開催された『まちなかアイデアソン~豊橋の課題に向き合うアイデアをつくろう~』に参加され、愛知大学の学生さんなどチームメンバーと一緒に、地産地消をまちなかで実践するアイデアを考案しました。

今回のプロジェクトでは、東三河の各地で開催されている様々なマルシェの情報や見どころを発信するSNSをつくることを目指しました。名前は『東三河マルシェカレンダー』。

まずは、どんなSNSが良いのか?、どんなコンセプトを持たせるのか?、どんな使い方をしてもらいたいのか?、スタッフだけでなく、emCAMPUS STUDIOのコワーキングスペース会員でもある合同会社Z2A の大野さん、村上さんや、前期のプロジェクト会員のひとりで合同会社Drive BEAST Founder&CEOの岡田さんも交えてディスカッションを重ねました。ときには、地域政策学部のある愛知大学 豊橋キャンパスでも先生方と意見交換をしました。また、マルシェを訪れる人がどんなニーズを持っているのか探るべく、アンケートも実施し、138名から回答をいただきました。
中間報告会
5回にわたるミーティングをおこなった結果、「マルシェ出店者を“推し活”できる仕組みにしてはどうか?」、「支持されるアカウントはコンセプトが重要」、「ストーリーが伝わる構成が必要」、「面白い出店者さんを紹介する役割を持たせてはどうか?」といった意見が集まり、また、マルシェ自体に対しては「みんな会話を求めているのではないか?」といった意見も寄せられました。
その後、SNSはインスタグラムとすることを決定。ちょうどプロジェクト期間の中頃、11月15日に開設しました!

中間報告会では、『東三河マルシェカレンダー』を運用してみたことで得られた気づきや改善ポイントなどを中心に報告・議論しました。秋は、マルシェ開催の多い時期でもあり、小田さんはみかん収穫時期でお忙しい日々のなかでも次々と取材・投稿されました。
また、11月中旬に開催された第8回オープンファームに参加され、小田農園のそばで『お試し軽トラキャンパス市』も開催しました。

プロジェクトクロージング
3ヶ月間のプロジェクトもあっという間にクロージング。12月10日には、クロージングイベントとして、この3ヶ月間の歩みを振り返り発表しました。

★成果報告会の詳細はこちらのページをぜひご覧ください!
プロジェクト会員としての活動は3ヶ月で区切りとなりますが、小田さんの取り組みはこれからもますます進んでいきます!今後はフォロワーを増やしていくこと、投稿をルーティン化していくことのほか、マルシェや軽トラ市の企画セミナーなども手掛け、農業がさかんなこの東三河地域で食と農のコミュニティ形成にもチャレンジしていきたいと考えておられます。『東三河マルシェカレンダー』のInstagramをぜひフォローしてくださいね!
★小田さんの事業紹介はやしの実FMでもお聞きいただけます!こちらから!