新メニュー開発会議が開催されました! ~地産地消活動推進プログラム~

豊橋市は「食と農のまち推進プロジェクト」の一環として、質の高い豊橋産農産物の「地産地消」を推進するため、地元農家と飲食店が豊橋産農産物を使用した新メニューを開発し、提供する「農家×飲食店 地産地消活動推進プログラム」(運営事業者:中部ガス不動産株式会社)を進めています。
2022年8月31日(水)に開催した、「地元農家×地元飲食店のマッチング会」に続き、新メニュー開発会議がemCAMPUS FOODのイベントレストランにて開催されました。

2022年8月31日に開催された「地元農家×地元飲食店のマッチング会」の記事はこちら!!

新メニュー開発会議の概要

2022年8月31日に開催された、「地元農家×地元飲食店のマッチング会」にて、4店舗の飲食店さんと9つの農家さんのマッチングが成立しました。本会議では、新メニュー開発及び、販売の準備をしているプログラム参加者さんを対象に、地元農家さんと料理人さんによるメニュー開発事例の紹介や、個別相談を実施しました。

新メニュー開発会議概要

地元食材を使ったメニュー開発事例紹介

まず初めにホテルアークリッシュ豊橋総料理長の今里武氏と、オンザシトラス河合果樹園の河合浩樹氏にメニュー開発の事例紹介をいただきました。
今里氏からは農家さんと直接繋がる事の大切さや、コツなどをご紹介いただき、河合氏からは農家側が生産物の特徴や「決め台詞」を言える状態にしておくことの重要性などをお話しいただきました。
また、過去テレビに取り上げられたVTRも投影され、料理人さんが生産者さんの圃場(農作物を育てる場所)に行くことで、通常商品として出回らないレモンの蕾や葉の香りや味と出会い、それらを使ったメニューが開発されたという話が印象的でした。

開発メニューをより販売に繋げるために

魅力的な新メニューを開発すると同時に、より多くのお客さんに食べてもらう工夫も必要になります。開発したメニューをより販売に繋げるために、中部ガス不動産株式会社の塩原憲一氏にお話しをいただきました。
ホテルアークリッシュ豊橋をはじめ、様々な飲食店での経験を基に売値や打ち出し方など、飲食店さんのこれからをサポートする説明をいただきました。

塩原憲一スピーチ

個別質問時間

メニュー開発に取り組んでいるプログラム参加者の課題は多種多様なので、1時間程度個別質問の時間を設けました。登壇した3名に個別質問ができるのはもちろん、新メニューの販売イベントの会場にもなる、emCAMPUS FOODの厨房を確認することもできました。中にはより多くの方のご意見を頂きたいと、参加者全員分の試食をご用意くださった参加者さんも居ました。

今後のプログラム

今後は引き続き各グループで、メニュー開発を進めつつ、2022年10月27日(木)にメディア向けの発表会をemCAMPUSにて行います。
その後11月から翌年1月の間に、emCAMPUSにて開発メニューの販売イベントが執り行われます。
地元農家さんと地元料理人さんのコラボ商品を是非お楽しみに!!