STUDIO CONNECT~第5期プロジェクト会員成果報告会&STUDIO交流会~

emCAMPUS STUDIOで始まる伴走支援 “プロジェクト会員”

“ STUDIO CONNECT ”は、東三河でチャレンジする人の交流と共創の機会をつくることを目的とした、emCAMPUS STUDIO が主催するイベントです。
共に挑戦の地図をひろげるための出会いやきっかけを提供します。

2025年11月25日(火)に開催された今回のイベントは、第5期のプロジェクト会員の皆さまの成果報告会と交流会を組み合わせた企画です。

プロジェクト会員とは、emCAMPUS STUDIO で開催するアイデアソンやハッカソンなどのプログラムに参加し、その後も継続して起業・創業等に向けた活動を続けていきたい方向けの制度です。

emCAMPUS STUDIO では、プロジェクト会員の方に対して、

  • 定期的な壁打ち・相談による思考整理と資料作成の伴走
  • キックオフ/クロージングでの登壇機会の提供
  • 仲間集めや活動発信のサポート

など、実践を後押しする支援を行っています。

★第1期の活動レポートは、こちらから
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今回のイベントでは、9月から約3ヶ月間、各自のテーマで活動した3名のプロジェクト会員が登壇し、成果や気づき、課題感を共有しました。

水害発生時の「逃げ遅れゼロ」を目指して

名古屋国際工科専門職大学で情報工学を学ぶ石口龍宝さんは、水害時の避難判断を支えるシステムの実現に取り組んでいます。2021年の熱海市伊豆山土砂災害をきっかけに防災への問題意識を持ち、「誰もがその場で適切な判断・行動ができる社会」を目指して活動を開始。

この3ヶ月は、自治体職員、消防団、地域住民など、多様な立場の方々にヒアリングとアンケートを実施し、課題の構造を深く探ってきました。

※当日は、録画にてご発表をいただきました

豊川産バナナで新たな“豊川銘菓”開発に挑戦!

豊川市で無農薬バナナ「ほの国バナナ」を生産する アグリトラストネットワークの早川知行さん は、豊川ならではの“手土産商品”の開発に挑戦しています。

この3ヶ月では、

  • 手土産選びで重視されるポイントは?
  • バナナを使った商品のアイデアは?
  • 地元の方々は何を求めている?

など、利用者側の声を幅広く収集し、商品アイデアの方向性を磨いてきました。

また、早川さんは、このプロジェクトの前には、東三河フードクリエイターアワードでの登壇など、地域食材を活かした挑戦を精力的に継続されています。皮まで美味しく食べられる「ほの国バナナ」。交流会にもご提供いただき、会場が一気に南国の香りに包まれました!

DX推進担当者のお悩みを生成AIで解決!

県内自動車部品メーカーでソフトウエアエンジニアとして働く岩瀬憲一さんは、生成AIを「使い始めたものの、うまく使いこなせていない」という声に応えるためのプロジェクトをスタートしました。検討を進める中で、特に課題が大きいと見えた“企業のDX推進担当者”にフォーカスし、3ヶ月間で課題仮説の検証を実施。

「デジタイゼーション → デジタライゼーション → デジタルトランスフォーメーション」という一般的なDXの流れを踏まえつつも、企業内で生成AIを活用するための新たなアプローチを模索してきました。

挑戦の道は始まったばかり!

3ヶ月間のプロジェクト期間はひとつの節目に過ぎません。登壇した3名の皆さんの挑戦はこれからも、emCAMPUS STUDIOや東三河のフィールドを舞台に続いていきます。

各プロジェクト会員の方々の取り組みの詳細は、今後、デジタルemCAMPUS の記事として、それぞれまとめて掲載します。ぜひ、あわせてご覧ください。

今後も emCAMPUS STUDIO では、チャレンジされる方々を応援していきます!

第6期のプロジェクトも2026年よりスタートです! 「何かやってみたい」「仲間がほしい」「まず一歩踏み出したい」、そんな想いがある方は、ぜひ次期プロジェクトにもご注目ください!